胸を構成する筋肉について
胸を構成する筋肉と働きについて
まずは基本姿勢から。
パラダイスダンスその1で「肩凝り」「首の痛み」「お腹周り「減少」を目指しましょう!
大胸筋
大胸筋は上部・下部・内側に分けられます。
「腕を斜め上方に押す」
「腕を斜め下方に押す」
「腕を前方で閉じる」
作用があり、共働して「腕を前に押す」働きをします。女性のバストアップ筋トレでは「寄せて上げる」ことから内側と上部が重要になります。
部位 | 役割 |
大胸筋(上部) | 肩関節の内旋肩関節の水平屈曲肩関節の屈曲肩関節の内転肩関節の外転 |
大胸筋(下部) | 肩関節の内旋肩関節の水平屈曲肩関節の内転肩関節の外転 |
大胸筋は肩関節を動かすために働きます。
大胸筋より深部にある筋肉に小胸筋があります。
小胸筋
小胸筋は大胸筋よりも深部に位置する筋肉です。
小胸筋の柔軟性が低下すると肩甲骨の可動域が狭くなり、肩コリなどの症状を発生させる原因になります。
肋骨前面から肩甲骨に付着しており、小胸筋を鍛えるとバストアップも期待されています。
部位 | 役割 |
小胸筋 | 肩甲骨の外転肩甲骨の下方回旋肩甲骨の下制 |
パラダイスダンスで解説
ポイント
- ニュートラルポジションを知ろう
- 必要な部位だけ動かす(アイソレーション)
- 正しい位置から手を動かす
ニュートラルポジションとは?
ニュートラルポジションとは身体(筋肉、関節、靭帯など)に負荷がかかりにくい理想的な姿勢です。
各関節への負担は最小限であり、運動機能も円滑に発揮しやすい状態で、身体の内部構造(心臓や肺など)の働きも最も効率よい状態と言われています。
側面から見た時
- 耳垂
耳たぶ - 肩峰
耳元から腕に向けて体の側面を触った時に肩から腕に移行する部分で硬く触る骨の部分 - 大転子
手首で股関節の側面を叩いた時に硬く触れる部分です。 - 膝関節前部(膝蓋骨後面)
膝のお皿の部分が大腿骨という骨に触れている部分 - 腓骨外果の前方
外くるぶしの出っ張っているところより前側の部分
この5点が一直線に揃った際に理想的なアライメント(各関節や骨の並びのこと)です。