美コンシャスは健康と美の伴走者です。

美コンシャス設立は美容業界への疑問がきっかけでした。

高校を卒業し某大手化粧品メーカーのビューティーコンサルタントになりました。
子供の頃から母や伯母の基礎化粧品を内緒で使ったり、親の目を盗んではファンデーションや口紅をつけてみたりしていました。

高校生の頃は暇さえあればデパートの化粧品コーナーでビューティーコンサルタントさんにメイクを教えてもらったり、どうすればその職業に付けるのか？を聞いたりもしていました。

就職した後は理想と現実に大きなショックを受けました。
仕事は好きなのに先輩の中にはいじめをする人もいるので先輩方のご機嫌を取る日々。

お客様の肌質にあった商品を販売しても「安い商品を販売した」と叱られたりもしました。
お客様に喜んで頂くための接客ができない、、次第に出勤時に体調不良を繰り返し入院してしまう事態に。
同業他社へ転職をしてもあまり変わりませんでした。

フリーランスという選択

事務職も経験しましたが、結局美容の道があきらめきれずに「フリーランス」という当時では珍しい働き方を選択をしました。
まだまだ経験が浅かったので様々な勉強をしながらでしたがこの経験がのちに「サロンを持ちたい」という目標に変わります。
当時の私の仕事は主に広告モデルやプロダクションの宣材写真撮影のメークと各化粧品メーカーの「欠員」要員です。

モデルさんが寝不足だったり、肌荒れをしていたりすると即興でマッサージやパックをしたり、より良い化粧品は無いか？等探究心を深めたのもこの頃です。

多くのモデルさんを限りある時間で仕上げるので「～しながら～をする」という時短も大切でした。
これが美コンシャス開業時に「低価格でご満足を頂く」というコンセプトに役立ちました。

つまり「まつ毛パーマ」は「パックの間に放置する」という発想につながったのです。
そうすることで、開業時はワンオペサロンでしたが最大3名様まで同時に施術をすることが可能になりました。

ただし、化粧品を販売する事へのトラウマは消えず、、、。
化粧品メーカーに縛られてしまうのは「化粧品先行型」で販売するための施術になってしまうから嫌だ！という思いがありました。
お客様のご要望により化粧品の販売もスタートしましたが、現在でも1ブランドではなくメーカーも各社に分散できる業者と取引をし、お客様のご要望にお応えできる様々なブランドをご用意しております。

アーティストではなく伴走者でありたい

メークアップアーティスト、スタイリスト等技術者の作品を前面に出すサービス提供があります。
こだわりや自信がある技術者を好むお客様も多くいらっしゃるでしょう。

私はアーティストでも、スタイリストでも無く同世代の健康の悩みや美容の悩みにともに向き合い解決していく伴奏者でありたいと願います。
そのためにあらゆる角度からの情報を入手し学び常にアップデートした状態でサービスをご提供できるよう努めます。

これからの美コンシャス

今まで多くのエステティシャンを採用し育成して参りました。
最大4店舗あった美コンシャスですが現在は本店を残し1店舗で営業をさせて頂いております。

この30年の間に雇用形態も大きく変わり同時に労働基準法も改善されてきました。
いわゆる技術職が様々な技術を師からお給料を頂きながら学べる時代ではありません。

はたらき方も千差万別です。
上下関係ではなくフラットな関係を築ける、「私以外の技術者」が「私とは異なった技術提供」をする日もそう遠くはないかもしれません。

私自身は私と美コンシャスを応援し育ててくださったお客様を今まで以上に大切に、私の身体が許す限り施術させて頂ければこんなに嬉しいことはございません。